Listen all of y'all it's a sabotage.


2004年4月30日(金)

前2作とも映画館で観た『ロード・オブ・ザ・リング』、せっかくだから最後も、ということで、
急遽見に行く。いやー久しぶりに映画で感動した。おもわずパンフレットを買ってしまった (多分初めて)。

それにしても戦闘シーンはすごい。観ながら、「これなら、そのうち横山光輝三国志の世界も
映画化されるかも」とか考えてた。赤壁の戦いとか、剣閣での攻防戦とか、すごいことになりそう。


2004年4月19日(月)−23日(金)

月曜日は休養に充て、火曜から仕事復帰。年度も代わってそれほど忙しくなくなったので、
7時ぐらいに帰るようにしている。まだ本調子ではないけど、業務にはほとんど影響なし。

ところで、21日だったか、昼休みにKさんが、その日の朝に痴漢らしき奴を見た、という
話をしてくれた。だいたいこんな感じ:
横浜から東海道線に乗ったら、ある程度混んでいる車内にどーも体勢がおかしい
女子高生がいることに気づいた。そしてよく見ると、尻あたりに男の手がある。
明らかに痴漢をしていたら捕まえようと思ったけど、見ている間手はまったく動いて
なかったのでそれはできなかった。やがて品川に着いて女子高生が降りると、そいつも
降りたので見ていたら、それに気づいた女子高生が走って逃げたので、そいつは
あきらめて車内に戻ってきた。そして、「ちっ」と舌打ちしていた・・・。
奇しくも「ミラーマン」U草容疑者と同じく横浜−品川の出来事だったわけだが、
「そいつはどんな奴だったんですか」と聞いたら、「目はイッちゃってたけど、それ以外は
スーツを着た普通の30代のサラリーマン、って感じだったよ」とのこと。仕事もあるのに
よくそんなリスクの高いスーツ姿でよくやるなあ、と言う話をしてたらKさんが、
「ひょっとして、迷惑防止条例違反で罰金払うだけだったら会社に通報されないんじゃないか」と言う。
まさかそんなことはないだろーと思ったけど、U草の例を考えたらそうかもしれないと思えてきた。

U草には前科があったから今回拘留されたわけだが、あれだけの有名人でそんな前科が
あることを知っていたら、NRIも早稲田大学も雇わないだろうから(ばれた時の影響が大きいから)、
そういった情報は企業には流れてないってことだろう。罰金だけであれば 拘留されるわけ
じゃないから、せいぜい遅刻するぐらいでその日はなんとかごまかせるんだろうし。

もしこの推測が正しいんであれば、意外と痴漢やのぞきをするコストは小さいってことになる。
いざとなれば被害者に金を払って示談で逃げる、って手もあるだろうし。
ここによると罰金は5万円以下らしいけど、もうちょっと払う覚悟があれば、
前科もつかずに切り抜けられる。こういった可能性を勘案しても痴漢やのぞきをすることで
得る便益の方が大きい人が、そういったことをするってことになるんだろう。
U草の場合は明らかにコストの方が大きいと思うんだけど。だから、「エコノミスト」じゃなくて「テカガミスト」って言われるんだよ。

ということで、「もしかしたら、思ったより痴漢がしやすい環境にあるのかも」というのが、
U草の件ととKさんの話を聞いて勝手に得た結論。その一方で、本当は痴漢をしてないのに間違われ、
否定したら逮捕された、という冤罪もかなり多いようなので、今の制度はかなり歪んだものに
なってるのは間違いないんだと思う。どう改善したらいいんすかね。


2004年4月8日(木)−16日(金)

実は、副腔鏡下胆嚢摘出手術のため、入院しておりました。手術は成功し、腹に力を入れると
少し痛むとはいえ、今は結構元気です。そのうち入院中の出来事を記した「胆石日記」でも書こうと思います。


2004年4月4日(日)

超絶小説『ドグラ・マグラ』を読んで以来、しばらく小説を読んでなかった(というか、
読む気が起きなかった)けど、ここ最近3冊も読んでしまったので、せっかくだから感想でも
書いときます。

まずは松本清張『砂の器』。2/1の日記に書いた通り読むのは2回目なんだけど、
読み終えてまず感じたのは、「都合のいいことが多すぎる」。今西刑事が新聞や雑誌で
たまたま見かけたことから事件解決のヒントを得るのはまだいいとしても、自分の家や
妹の家の近くに事件に関係する人が引っ越してくるっていうのは偶然にしても有り得なさすぎるだろう。
一方で、前に読んだ時に引っかかった殺し方については、「そういう殺し方もできるんだろうなあ」と、
今回は特に何も感じなかった。しばらく経ってもう1回読むと違うもんですな。
前述の点を除けば、一気に読めて面白かった。

次に、噂の芥川賞作品2作が載ってた文藝春秋3月特別号がなぜか家に置いてあったので、
出張の帰りとかに読んでみた。短そうだったし。

掲載順に金原ひとみ『蛇にピアス』から読む。俺の周りでは「面白かった」と
「まったく分からん」という意見に二分されてたけど、俺は「面白かった」派。
もちろんスプリットタンとかは全然やりたいとは思わないけど、「そういうことをやりたい人達の
世界ってこんな感じなんだろうだろうなあ」というのが垣間見れて興味深かった。
あと、ネタばれ気味なことを書くと、最後の方で主要キャラの1人(スプリットタンの男)が、
爪は剥がされ局部には針刺されしかもレイプされて惨殺される(殺ったのは多分彼にスプリットタンの
施術をした男)んだけど、そいつとしては慕ってた男に体をめちゃくちゃにされるのは死に方は
むしろ本望なんじゃないかなー、と思ったりもする。身体改造の世界を勘違いしてるのかもしれないけど。
誰でも書けそうな軽いタッチの文体だけど、本当はなかなかできないのにそう思わせてところが
才能なんだろう。これはよかった。

一方の綿矢りさ『蹴りたい背中』。こっちはいかにも「小説」という文体だったけど、
それが鼻についてダメだった。例えば「ヘレン・ケラーが水に触ったときのように、
直に寂しさに触れた」なんて表現。意味がさっぱり分からん。俺は、芥川賞選評で村上龍に
「文体もメタファーも凡庸」と評されてた金原の文章の方がよっぽどストレートでいいと思う。
この辺は好みなんだろうけど、俺には合わなくて挫折しそうになった。
ストーリーも、特に盛り上がりもなくてダラっと終わってしまった印象。
金原作の倍ぐらい売れてるのは、きっと綿矢の方がかわいいっていう要素も手伝っているのだろうけど
(まあそこは俺も同意する)、小説としては金原作の方が断然いいと思うけどなあ。

気づいてみたら、いかにもミーハーが読みそうな3作を読んでたな。これらを読んだ人も
多いと思うけど、皆さんはどんな感想を持ちましたか?


2004年4月3日(土)

某掲示板(ここ見てる人は知ってる人多いんだろうけど)で
こんなのが貼られてた。
面白かったので、知らない人のためにリンクしときます。まじめな論文に「オマエモナー」
「がいしゅつ」とか出てくるのが面白い。特に共分散構造分析の変数ABON(あぼーん)には藁。
5748スレッドから8指標に分類したみたいだけど、2ちゃんねるを研究のために見るのは
ある意味疲れるだろうなー。

SADESPER RECORD「A sort of Sound Track for U.F.O」というCDを買う。
SADESPER RECORDを知らないで買ったんだけど、俺にとってはCoaltor of the Deepers
フロントマン、NARASAKIのユニットってだけで買い。Deepersの楽曲に比べればテクノ色は強いけど、
初期Prodigyっぽい陽気なテクノとDeepers必殺のスラッシーなリフが組み合わさった5曲目
"SIESTA"は、今年聴いた曲の中で一番好きかも。ヘビーローテーションしてます。


2004年4月1日(木)

初の契約更改(注:俺の職場は年俸制)。巨人時代の松井ばりに一発サイン、ってみんな
そうだろうけど。提示された額は、だいたい思ってた数字に近かった。あと、一応昇格しました。

上司からは「体調管理をしっかりするように」とのお言葉。仕事についてはおおむね満足
しているって言われた。そう思ってもらえるのはうれしいけど、自分としては全然満足していない。
もっとレベルの高い調査をやり、プレゼンテーションもうまくならなくては。
そのためには、より一層勉強しなくちゃなんないけど、やることが多すぎる・・・
(例えばターンパイク・モデルっていう、40年前ぐらいに流行ったシミュレーション・モデルを
勉強しなくちゃ。ターンパイク・モデルについてはここ参照。著者の1人は今の上司だったりする)。
まあ、なんとか頑張ります。



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